■中山11R・ステイヤーズS■

 異文化の激突によるカオスは国際戦ならではの華ともいえるが、ルールの解釈はホスト国主導であって当然で、今回のジャパンC、裁決後のコメントとして報じられた某外国人騎手の妄言にはあきれた。実際、審議の対象が1位入線馬であり、鞍上のウイニングランは早い、と感じた向きも少なくなかったはず。問題があったとすれば、降着裁定の際の悪しき習慣となった長時間審議だろう。ともあれ第30回ジャパンCの「優勝馬」はローズキングダム。キングカメハメハ産駒としては記念すべき初の古馬グレード制覇である。
 中山11R・スポニチ賞ステイヤーズSも3歳トウカイメロディに古馬撃破を期待する。チーフベアハート産駒では春の天皇賞馬マイネルキッツの後釜を狙える長距離砲。中山大障害勝ちのメルシーエイタイムもこの父の産駒で、暮れの中山もお手の物の血統といえる。

◎トウカイメロディ  ○モンテクリスエス  ▲ジャミール  ☆ネヴァブション  △レッドアゲート  △エアジパング

「スポニチ平成22年12月4日付け掲載」

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