■東京10R・ジャパンC■格的には言うまでもなく「凱旋門賞2着馬」ナカヤマフェスタが1頭抜けた存在だが、国内戦では父ステイゴールド譲りの外弁慶気質?を考慮しておく必要がある。ちなみに父はジャパンCで4戦全敗(7歳時の4着が最高着順)というJRA代表の負け頭。リボー系ヒズマジェスティ2×4の母に由来するムラっ気がそろそろ顔を出す危険性なきにしもあらずで、レーティングのアドバンテージは多少割り引いておきたい。ブエナビスタは第19回(99年)の優勝馬である父スペシャルウィークの足跡をなぞるかのように4歳秋にピークを迎えた。ニジンスキー4×3のスタミナ潜在型で、もちろん2Fの距離延長もOK。2戦連続の“父子2代制覇”は目前といえるのだが、圧倒的な能力を持ちながら昨春以降、2連勝がないというキャリアには、母の父カーリアンのウイークポイントである使い減り体質も見え隠れする。 牡牝のツートップはどちらもサンデーサイレンス父系。逆転のカギを握るのはやはり07年アドマイヤムーン、08年スクリーンヒーローで“連覇”の実績がある「母の父サンデーサイレンス」だろう。中でもシンゲンはシンガポール航空国際C勝ちのシャドウゲイトと同じ国際戦向きの配合。春の天皇賞のイングランディーレに代表されるロングショットがホワイトマズル産駒の神髄だ。大穴ならイタリアのヴォワライシ。国際G1の常連ヴィヴァパタカと3代母を共有する同族で、初の国外遠征で覚醒の可能性を秘める。 ◎シンゲン ○ブエナビスタ ▲ヴォワライシ ☆ナカヤマフェスタ △ローズキングダム △ジャガーメイル |
「スポニチ平成22年11月28日付け掲載」