■京都11R・京阪杯■

 週中に老衰死が報じられたサクラユタカオーは、86年秋の天皇賞を当時の日本レコードとなる1分58秒0で快勝した名中距離馬。種牡馬としてもG1ウイナー4頭を含む16頭の重賞勝ち馬を出し、さらには日本産馬として初めて2頭のG1サイアー(サクラバクシンオー、エアジハード)の父となった馬でもある。長寿比べではジャパンC当日の東京競馬場に来場する1歳年長のシンボリルドルフに及ばなかったが、血脈の生命力に関しては、後発の三大種牡馬にも対峙し、かつ和合性を示したこちらの完勝だったといえるだろう。
 京都11R・京阪杯は“孫世代”のサクラバクシンオー産駒が4頭出し。2年前の3着馬スプリングソングは、母の父トニービンという点で前記エアジハード産駒のショウワモダンに通じる晩成型配合。偉大な祖父に手向けのVで完全復活をアピールする。

◎スプリングソング  ○エイシンタイガー  ▲ダッシャーゴーゴー  ☆スカイノダン  △シンボリグラン

「スポニチ平成22年11月27日付け掲載」

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