■京都11R・秋華賞■昨年に続いて牝馬3冠が懸かる秋華賞。今年の3冠コンテンダー、アパパネは、もともと2歳時から適度なガス抜きを挟んでG1にピークを合わせてきた馬で、前哨戦の取りこぼしも想定内だったのだが、過去の対戦成績3戦全勝のアニメイトバイオに負けたという事実はそれなりに重い。父のキングカメハメハは故障のため秋初戦の神戸新聞杯が結果的にラストランとなった。父系からは未知の領域ともいえる最後の1冠。早熟系の母の父ソルトレイクがブレーキになるおそれは少なからずある。血統的成長力を重視して本命はアプリコットフィズ。01年のダービー馬である父のジャングルポケットは2冠を目指した菊花賞こそ4着に敗れたが、続くジャパンCで東京2大G1を制した初の3歳馬となった。その父を破って最後の1冠をモノにしたのが、母マンハッタンフィズの全兄であり、昨年の勝ち馬レッドディザイアの父でもあるマンハッタンカフェだ。昨年、牝馬3冠に挑んだブエナビスタとは3代母を共有する近親関係にある。ここで易々と3冠達成を許すようでは、同族の女傑に顔向けできまい。 もちろんアパパネもノーマークにはできないが、各馬の戦力差は春以上に圧縮されているという見立て。最新の凱旋門賞2着馬の妹ディアアレトゥーサ、「母の父サンデーサイレンス」が脅威のベストクルーズ、クラックシード、ワイルドラズベリー、大穴で5年前の3着馬ニシノナースコールと同配合のレインボーダリアまで押さえたい。 ◎アプリコットフィズ ○アパパネ ▲レインボーダリア ☆ディアアレトゥーサ △ワイルドラズベリー △クラックシード △ベストクルーズ |
「スポニチ平成22年10月17日付け掲載」