■札幌8R・富良野特別■

 88年の菊花賞は当時、神楽坂にあった会社のテレビで観戦した。前年デビューの若き天才が手綱を取る穴人気の上がり馬は、父ノーアテンション、母の父インターメゾ。入社3年目の駆け出しにもわかる単純明快なステイヤー血統だったのだが、ガクエンツービートとアルファレックスの単勝2点買いで撃沈した痛恨の記憶は、今なお鮮烈によみがえってくる。29日に25歳で老衰死したスーパークリーク。結局、馬券的には最後まで縁がなかったが、良くも悪くも長距離血統のサンプルとして語り継いでいきたい名馬だ。
 追悼の意味で土曜の予想は3場の最長距離戦、札幌8R・富良野特別。ナリタトップロード産駒のスマートファントムとダンスインザダーク産駒のブリージーデイズ、“菊花賞馬”の産駒のステイヤー資質にかけてみたい。穴のリボー血脈を母系に持つ前者が軸。

◎スマートファントム  ○ブリージーデイズ  ▲マストハブ  ☆ピエナファンタスト  △メジロジョン  △コスモメドウ

「スポニチ平成22年9月4日付け掲載」

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