■阪神10R・宝塚記念■どうやら良馬場は望めそうにない今年の宝塚記念。1番人気が予想されるブエナビスタは、父が稍重〜重馬場で(4・0・0・0)のスペシャルウィークで、この父の道悪適性を支えていたニジンスキー血脈を母の父カーリアンからも継承したニジンスキー4×3の近交馬。恐らく馬場悪化は苦にしないだろうが、当然ながら勝負手を替える必要は生じる。宿敵レッドディザイアの回避がモチベーションの低下を招くかどうかはさておき、名うての“鉄砲血統”であるカーリアン牝馬の母に内在する使い減りの傾向は気になるところで、取りこぼしの危険性も少なからずあるように思う。本命は今年こそ、のグラスワンダー産駒の二者択一。馬場を考慮するとセイウンワンダーに食指が動く。不良馬場のダービー大敗がイメージを悪くしているが、祖母の父リアルシャダイ経由のロベルト3×4は本来、心身両面でのスタミナ源として絶大な威力を発揮する。ちなみに重馬場で行われた一昨年の宝塚記念の2着馬、メイショウサムソンとは、牝祖サンキストでリンクする同族。一昨年4着、昨年の2着馬サクラメガワンダーとは父と母の父が共通する同配合となる。三度目の正直でレース史上初の父子2代制覇にかけてみたい。本線はアーネストリーとの“グラスワンダー丼”だが、同じく2頭出しで宝塚記念至上主義?を打ち出してきたステイゴールド産駒とマーベラスサンデー産駒も要注意。 ◎セイウンワンダー ○アーネストリー ▲ブエナビスタ ☆ドリームジャーニー △ネヴァブション △ナカヤマフェスタ △スマートギア |
「スポニチ平成22年6月27日付け掲載」