■東京11R・ヴィクトリアマイル■

 ブエナビスタは桜花賞を含め4戦全勝、レッドディザイアはエルフィンS勝ちで桜花賞2着…国際ステージではそれぞれにマイル超部門で名を売った日本の牝馬ツートップだが、ともに1600m戦でも連対パーフェクト。父の父サンデーサイレンス、母の父カーリアン、そして前者の3代母が後者の父の祖母という相似血統が仲を取り持つ2頭のキズナは、単なるライバル関係以上に強固なもので、これまで同様、4度目の直接対決でも恐らく“第三者”の入り込む余地はない。最新のレーティングは1ポイント差。またまた限りなくデッドヒートに近い決着だろう。
 父馬の東京1600m実績ではレッドディザイアが優勢。マンハッタンカフェ産駒は昨年のジョーカプチーノ(1着)、今年のダイワバーバリアン(2着)と、2年連続でNHKマイルCで連対を確保した。ちなみにジョーカプチーノは母の父がカーリアン直子のフサイチコンコルドだったから、配合パターンも東京マイルG1仕様といえる。
 コロンバスサークルは次週のオークスの有力馬アプリコットフィズの半姉。母のマンハッタンフィズはマンハッタンカフェの全妹で、ブエナビスタの母ビワハイジのいとこという関係にある。ヒカルアマランサスは父がSS系の東京マイルG1サイヤー、アグネスタキオンで、仏オークス馬である祖母の父がカーリアン。どちらも2強対決が生み出す“磁場”を味方につけられる血統だ。

◎レッドディザイア  ○ブエナビスタ  ▲コロンバスサークル  ☆ヒカルアマランサス

「スポニチ平成22年5月16日付け掲載」

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