■東京11R・NHKマイルC■人気を二分するのは前走で重賞勝ちのダノンシャンティとサンライズプリンス。マイルの激流初体験となる前者は、東京マイルのG1サイヤー×英2000ギニー馬という父と母の父の組み合わせから耐性は十分だろうし、後者は06年ロジック、08年ディープスカイでこのレース2勝のアグネスタキオン産駒で、こちらも人気に見合うパフォーマンスが期待できるはずだ。ともにここはダービーを見据えての参戦となるが、1600mの方でより勝負度合が高いのは、母系のスピード色が濃いサンライズプリンスの方だろう。実績的に遜色ないエイシンアポロンは“鉄の馬”の異名を取った父の産駒らしいタフネスぶりを見せてきたが、このタイプは一度崩れると立て直しに手間取る。ディープインパクトの甥というリルダヴァルのカリスマ性も善戦にとどまった皐月賞で少々色あせた感じ。というわけで“2強”の一騎打ち濃厚なのだが、血統的に逆転の可能性を残すのがダイワバーバリアン。昨年の優勝馬ジョーカプチーノと同じマンハッタンカフェ産駒で、母の父キングマンボは98年優勝のエルコンドルパサー、04年優勝のキングカメハメハの父。さらに同族(3代母の兄)に97年優勝のシーキンギザパールの父シーキングザゴールドがいるという“マイルCブランド”で固められた血統だけに、コース替わりで前走の0秒2差は相殺できる。連の穴はフジキセキの甥キョウエイアシュラ、晩成のマイル王デュランダル産駒ニシノメイゲツの変わり身。 ◎ダイワバーバリアン ○ダノンシャンティ ▲サンライズプリンス ☆キョウエイアシュラ △ニシノメイゲツ |
「スポニチ平成22年5月9日付け掲載」