■中山11R・皐月賞■桜花賞は3代血統表にサンデーサイレンスの名がない馬のワンツースリー。予想コラムで時期尚早かも、と書いた“脱サンデーサイレンス”がいとも簡単に現実となってしまった。いつの時代も血統トレンドの最先端を取り入れてきた牝馬G1。その結果は重視すべきだが、牡馬の方も一気にサンデーサイレンス離れ、となるとどうだろう。ちなみに今回の非SS勢力はトーセンアレス、バーディバーディー、シャイン、エイシンフラッシュ、エイシンアポロンの5頭だ。さて、桜花賞の結果からもう一点、教訓としておきたいのが種牡馬単位の“最大派閥”の信頼度の高さ。勝ったアパパネは最多4頭出しのキングカメハメハ産駒だった。今回の皐月賞は、その上を行く5頭出しサイヤーがいる。ハンソデバンド、ゲシュタルト、サンディエゴシチー、ヒルノダムール、ガルボの父マンハッタンカフェである。 別格サンデーサイレンスを除くと、皐月賞5頭出しは97年のブライアンズタイム以来。ちなみにその年はサニーブライアン、シルクライトニングのブライアンズタイム産駒ワンツーで決着している。というわけで本命にはマンハッタンカフェ産駒からハンソデバンドをピックアップしたい。母の半兄ニューイングランド(レッドスパークルの父)、祖母の半兄ウッドマンという“種牡馬一族”の最新モデル。SS登場以前の3冠初戦では、この手の才気煥発型血統が穴をあけたものだ。実績から2強は外せないが、重なら血統的に“鬼”の可能性がある前記レッドスパークルも要注意。 ◎ハンソデバンド ○ローズキングダム ▲ヴィクトワールピサ ☆レッドスパークル △エイシンアポロン △ヒルノダムール |
「スポニチ平成22年4月18日付け掲載」