■阪神11R・フィリーズレビュー■JBCスプリントなどダートグレード8勝、グレード制導入後のJRA所属馬として歴代最多タイの16勝を挙げた父は、芝コースでは2戦して11、18着の大敗だった。母の勝ち鞍は5馬身差で逃げ切ったダート1000mの新馬のみ。その父はウイングアロー、ボンネビルレコードを出したダートG1サイヤーだが、16世代で芝重賞勝ち産駒はわずか1頭にすぎない。祖母は北日本オークスと東北優駿を制した公営新潟の名牝で、中央に転入してダート1700mの準オープン特別を勝っている…。あらゆる切り口から極めて純度の高い“ダート血統”と断言できる阪神11R・フィリーズレビューのラブミーチャンだが、逆説的ながら、それゆえに芝への挑戦は大いに楽しみ。15年前の覇者ライデンリーダーも、その父ワカオライデンにとって最初で最後の芝重賞勝ち馬だった。歴史を変える大物は時に血統的経験則の上を行く。 ◎ラブミーチャン ○ハニーメロンチャン ▲レディアルバローザ ☆ラナンキュラス △ロジフェローズ △テイラーバートン |
「スポニチ平成22年3月14日付け掲載」