■中山11R・弥生賞■

 マクトゥームチャレンジラウンド3、レッドディザイアの大外一気は何度見ても痛快で、日本の競馬と馬産の基礎体力を改めて国内外に示す大パフォーマンスとなった。個人的には人工馬場での競馬には依然、乗り切れない部分もあるのだが、とりあえず世界最高賞金が争われる素材(タペタ)には、血統、レーススタイルなど、あらゆる面で“日本の芝馬”がフィットしている感じ。レッドディザイア陣営は恐らくドバイワールドCに目標を切り替えることになるだろうし、前哨戦でガス抜き完了のウオッカにも反攻の目はある。
 中山11R・弥生賞はトーセンアレスの血統に潜在する芝適性に懸ける。春の天皇賞馬スズカマンボのいとこにあたり、3代母経由で96年のこのレースの勝ち馬でもある菊花賞馬ダンスインザダークにリンクする。ダート王として名をはせた父も本をただせば中山芝のG1ウイナーだ。

◎トーセンアレス  ○ヴィクトワールピサ  ▲エイシンアポロン  ☆アースステップ  △アドマイヤテンクウ

「スポニチ平成22年3月7日付け掲載」

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