■中山11R・中山記念■

 ブライティアパルス(父ダイタクリーヴァ)、アートオブウォー(父リキアイワカタカ)…先週の東西準メーンを制したのは、どちらも世代生産頭数10頭未満クラスの種牡馬の産駒だった。種牡馬の絶対数は減少の一途だが、遺伝子の多様性を確保する“神の見えざる手”は、血統マーケットでも機能しているということだろう。ちなみに種牡馬ダイタクリーヴァはダイヤモンドS2着のベルウッドローツェに続き、2頭目のオープン馬を出したことになる。フジキセキ血脈には想像以上の遺伝力が秘められているのかもしれない。
 中山11R・中山記念は「母の父フジキセキ」のセイクリッドバレーの鉄砲駆けを狙う。時計勝負に不安があるこの馬には恵みの雨。祖母の父ノーザンテースト、父の父ブライアンズタイム、父の母の父クリスタルパレスと、全天候型が凝縮された血統構成から、相当な道悪巧者の可能性も。

◎セイクリッドバレー  ○キングストリート  ▲モエレビクトリー  ☆アブソリュート  △ショウワモダン  △マイネルグラシュー

「スポニチ平成22年2月28日付け掲載」

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