■東京11R・フェブラリーS■人気を分けるサクセスブロッケンとエスポワールシチーは、どちらもヘイルトゥリーズン4×4のインブリードを持つ5歳馬。前者は父がロベルト系で母の父がサンデーサイレンス、後者は父がサンデーサイレンス後継で母の父がロベルト系という逆パターンだが、いずれにしても世界的にも異例の成功を収めたヘイルトゥリーズン系2大血脈の融合による日本固有の“進化型ダート血統”といえる。2強の能力差は紙一重。ならばサクセスブロッケンのV2にかける手だろう。天皇賞・秋と有馬記念を2年連続で制した父シンボリクリスエスからは、究極のリピーター属性もしっかりと継承しているはずだ。エスポワールシチーが勝てばレース史上初の父子2代制覇となるが、もう1頭のゴールドアリュール産駒オーロマイスターも軽視は禁物。母の父リアファンがロベルト系なので、この馬もヘイルトゥリーズンの4×4。昨年は「母の父デピュティミニスター」のカジノドライヴとカネヒキリが2、3着を占めたように、もともとフェブラリーSは血統的連鎖の頻発するレースでもある。さらに強烈な「3×4」のワイルドワンダーを含めたヘイルトゥリーズン尽くし?で攻めてみたい。 初ダート組では5年前の覇者メイショウボーラーと同配合のレッドスパーダに要注意。ちなみに父系祖父デヴィルズバッグの甥にあたるグランドオペラの最高傑作が、きょうの東京競馬場で再びフィーチャーされる11年前の覇者メイセイオペラだ。 ◎サクセスブロッケン ○エスポワールシチー ▲オーロマイスター ☆レッドスパーダ △ワイルドワンダー |
「スポニチ平成22年2月21日付け掲載」