■中山10R・有馬記念■展開のカギを握るのは脚質好一対のブエナビスタとリーチザクラウン、10年前に鼻差負けした父スペシャルウィークの雪辱を狙う牡牝の3歳馬である。前がかりの流れなら前者が突き抜けるだろうし、後者の好走パターンはコーナー6回を利した幻惑的な大逃げ。週中のコラムで書いた通り、“ワン・ツー”は当該年度のチャンピオンサイヤーの産駒のみ、というシバりがあるのだが、図らずも血統的な連係が成立しそうなこの“スペシャルウィーク・ペア”が共倒れ、という確率も低いように思う。リーチザクラウンの単騎逃げにかける。有馬記念コースの特性を熟知する鞍上がその気になれば、4角先頭はほぼ確実。最後の直線でのひと踏ん張りを支えるのは、ウイニングランをひっくり返された?父ばかりでなく、95年2着馬タイキブリザードの父である母の父シアトルスルー、さらには02年、04年と隔年で2着に逃げ粘ったタップダンスシチーの同族というグランプリ渇望の血だ。ハイセイコー(74年2着)産駒のカツラノハイセイコ(80年2着)、メジロライアン(90年2着)産駒のメジロブライト(98年2着)が果たせなかった“有馬記念2着馬の子”による血統的リベンジを期待してみよう。 80年代の有馬記念御用達血脈ノーザンテーストは、カンパニーの母の父として再評価された09年の陰のMVP血脈でもある。ノーザンテースト3×4のドリームジャーニー以下、相手候補は“ノーザンテースト尽くし”で。 ◎リーチザクラウン ○ドリームジャーニー ▲マイネルキッツ ☆エアシェイディ △フォゲッタブル △シャドウゲイト △イコピコ |
「スポニチ平成21年12月26日付け掲載」