■中山11R・ステイヤーズS■

 ジャパンCの予想コラムで期待した国際競走特有の“化学反応”は、府中の女王ウオッカの大復活劇だった。実質レコード級の勝ち時計、昨年の天皇賞を思わせた決勝線ドンピシャの差し返し。翌日にはアメリカの競馬専門誌でもゼニヤッタ、レーチェルアレクサンドラらとともに世界の“男勝り列伝”として称えられた極東の名牝のベストパフォーマンスだった。レース後の鼻出血発覚によってグランプリ出走は消えたが、競走馬としては立派にカーテンコールに応えた形。そろそろ二世に思いを馳せるのも決して早くないはずだ。
 中山11R・スポニチ賞ステイヤーズSは、JC制覇寸前まで行った90年代の名牝エアグルーヴの産駒、フォゲッタブル&ザサンデーフサイチが兄弟でエントリー。ともに鞍上が外国人ジョッキーというのがミソで、血統的連係?がしっかり成立するとみた。

◎フォゲッタブル  ○ザサンデーフサイチ  ▲スノークラッシャー  ☆トウイカイトリック  △モンテクリスエス  △ハギノジョイフル

「スポニチ平成21年12月5日付け掲載」

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