■京都11R・マイルチャンピオンシップ■2年前の6歳時は3番人気で5着。2番人気に支持された昨年は、加齢とともに着順を1つ上げての4着だった。となると1番人気確実の今年は3着、という気がしないでもないカンパニーだが、相対的な力関係ばかりか、絶対能力も恐らく競走生活でピークに達した驚異の8歳馬。マイルチャンピオンシップの最多勝ブルードメアサイヤー(5勝)でもある母の父ノーザンテーストの“継続力”の象徴ともいえる自身の最年長G1勝ち記録を、さらに3週間更新する有終のラストラン、が常識的な読みだろう。打倒カンパニーの可能性は未知の外国馬2頭に絞られる。サプレザの父サームはミスタープロスペクター直子のB級マイラーだが、G1・5勝の名牝サルサビルの子で、血統的潜在能力を買われての種牡馬入りという点ではカンパニーの父ミラクルアドマイヤに通じる。この父にとって6世代で唯一のG1ウイナーがサプレザで、こちらもカンパニー同様、一子相伝型特有の底知れなさが漂う。 レーティングは入着級(112)のエヴァズリクエストは遠征競馬への耐性が強み。鳴り物入りで導入されながら供用5年で再放出された父ソヴィエトスター、マル外として4戦0勝に終わった11歳上の兄ヒハカイセイウン、さかのぼれば日本に根を張ることができなかった4代母サマータン(62年輸入)と、幾重の血統的因縁を背負っての出撃となる。久々の来日となるパイロットともども、ここは名誉挽回に千載一遇のチャンス。馬券はこの馬から強振してみたい。 ◎エヴァズリクエスト ○カンパニー ▲サプレザ ☆フィフスペトル △ヒカルオオゾラ △サンダルフォン |
「スポニチ平成21年11月22日付け掲載」