■東京11R・武蔵野S■

 “アンチエージング”をテーマと読んで「母の父ノーザンテースト」の二者択一までは絞り込んだ天皇賞だったが、最後の詰めを誤って不発。それにしてもカンパニーの勝ちっぷりは驚きで、従来の常識では考えられないことだが、この8歳馬は確かに今なお進化を続けている。ともあれ、念願のビッグタイトル奪取で近い将来の種牡馬入りも見えてきた感じだ。思えば父の母バレークイーンも母の母クラフティワイフも繁殖として名を成した名牝。むしろこの血統なら本領発揮は生産部門で、ということになるのかもしれない。
 東京11R・武蔵野Sは59キロでもサクセスブロッケン。3代父ロベルト、母の父サンデーサイレンスという配合は天皇賞で鉄砲駆けしたスクリーンヒーローに通じるが、本来この父系は叩き良化の傾向が強い。今回は当該コースのG1ウイナーの貫禄を示すはずだ。

◎サクセスブロッケン  ○トランセンド  ▲マチカネニホンバレ  ☆ワンダーアキュート  △ラヴェリータ

「スポニチ平成21年11月7日付け掲載」

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