■新潟11R・朱鷺S■

 2カ月前の時点では日本馬2頭出し態勢だった今年の凱旋門賞だが、誤算の連鎖で結局は戦わずしてギブアップ。いささか性急に映ったブエナビスタ陣営の撤退宣言は、意外に成長がなかった春の女王への苛立ちさえ感じさせるものだった。現状では牝馬3冠が身の丈に合ったターゲットなのだろうが、個人的にはなおワールドクラスの可能性を捨てきれずにいる。引導を渡したヤマニンキングリーの父は、不沈艦テイエムオペラオーを秋の天皇賞で仕留めたアグネスデジタル。大本命キラーの血は争えないということだろう。
 新潟11R・朱鷺Sはメイショウトッパーで穴狙い。父テイエムオペラオー同様の叩き上げ型で、間隔を詰めた今回は走り頃。芝(デイリー杯2歳S)とダート(フェブラリーS)でマイル重賞を制したメイショウボーラーの弟ならこの距離は十分に守備範囲だ。

◎メイショウトッパー  ○ゲイルスパーキー  ▲ブラックバースピン  ☆ゴスホークケン  △フライングアップル  △コウユーキズナ

「スポニチ平成21年8月29日付け掲載」

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