■小倉10R・北九州記念■07年の皐月賞馬ヴィクトリーの引退が発表された。同じ父のサニーブライアンの再来との期待もあった馬だが、女傑ウオッカに名を成さしめたダービー以降は加速度的な気性難の進行もあってスランプ状態。結果的に皐月賞が最初で最後の重賞勝ちだった。種牡馬として引く手あまたとは行かないのも致し方ないだろうが、年下の甥にあたるアンライバルドの出現でさらに箔がついたファミリーは、“種牡馬牝系”としても定評のある名門。メンタル面の弱点には目を瞑って生産部門での再生にかけてみる手はあるはずだ。小倉10R・北九州記念は芝に戻ったサイキョウワールドに注目。母の全弟に2頭の重賞スプリンター(デュランダル、サイキョウサンデー)がいる快足牝系には夏血統の一面もある。ノーザンダンサー3×4のインブリードから高齢を迎えての“キープ力”も十分。 ◎サイキョウワールド ○カノヤザクラ ▲マルカフェニックス ☆レディルージュ △コスモベル △クールシャローン |
「スポニチ平成21年8月16日付け掲載」