■小倉10R・小倉記念■

 エルコンドルパサー産駒の札幌適性を買って“ワンツー”狙いに出た先週の函館記念だったが、肝心の本命ミストラルクルーズが馬群をさばけず万事休す。勝ったのは対抗サクラオリオンの方で、15番人気、ハンデ53キロの中京記念勝ちがフロックではなかったことの証明となった。上半期のダート王に返り咲いたヴァーミリアンと同じ父の第2世代からは、他にもトウカイトリックが今なお長距離部門の第一線を張っている。早世が惜しまれるエルコンドルパサーだが、産駒には“太く長く”の頑健さをしっかり伝承したようだ。
 小倉10R・小倉記念は素質馬ニルヴァーナの復活に期待。全兄ゴールドアリュールは4歳春にダート部門を束ねた矢先、呼吸器疾患で引退を余儀なくされたが、弟の方はとりあえず6歳の現在もフィジカルな衰えは感じられない。父サンデーサイレンスの連続年度重賞V記録継続を担う隠し玉だ。

◎ニルヴァーナ  ○ホッコーパドゥシャ  ▲ダイシングロウ  ☆ダイシンプラン  △テイエムアンコール  △チョウサンデイ

「スポニチ平成21年8月1日付け掲載」

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