■阪神10R・プロキオンS■

 8日のジャパンダートダービーを鮮やかに差し切ったテスタマッタは、1番人気に推されていたスーニと同じバレッツセール出身のアメリカ産馬。落札価格6万ドルという掘り出し物だった。前走、前々走で発揮した驚異の末脚は“追い込みの女王”ブロードアピールを彷彿させるものだったが、血統を見ればそれも納得。母の父コンサーン経由でブロードアピールと同じブロードブラッシュ血脈を受けているのである。これでダート転向後3連勝。稼働6週間で3歳ダート部門の頂点に上り詰めた異才の前途は洋々だ。
 阪神10R・プロキオンSはカルナバリートの大駆けに期待する。ソングオブウインド(菊花賞)、アロンダイト(JCダート)と同期のエルコンドルパサー黄金の最終世代。北米血統で固められた母系は完全なダート仕様で、芝の前走はここに照準を合わせた叩き台だ。

◎カルナバリート  ○ランザローテ  ▲バンブーエール  ☆リミットレスビッド  △トーホウドルチェ  △スリーアベニュー

「スポニチ平成21年7月12日付け掲載」

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