■阪神10R・安芸ステークス■

 様々な分野のレジェンドが相次いで天に召された6月。競馬の世界もまた、現役チャンピオンサイヤーの突然死という衝撃に見舞われてしまった。思えば3冠を確実視されながら、忽然とレースシーンから消えた8年前の春もそうだった。あり余る才能と引き換えにアンチクライマックスの宿命を背負わされた馬だったのだろう。実働8年。確かにトップに立った種牡馬ではあるが、やはりその死は夭折としか表現できない。月並みながら、遺児の中から“ポスト・アグネスタキオン”の出現を願うことにしよう。
 宝塚記念に大駒が控えているタキオン二世だが、きょうも阪神10R・安芸Sにスーサンライダーがスタンバイ。こちらは早世した3冠馬ナリタブライアンの血を継ぐ(母の父)貴重な牡馬でもある。祖母は米G1ウイナー。ダート7Fなら確実に巻き返せる血統だ。

◎スーサンライダー  ○オネストジョン  ▲トーホウドルチェ  ☆セレスハント  △ミスターモナルコス

「スポニチ平成21年6月27日付け掲載」

[back]