■中京10R・金鯱賞■鞍上も観客もかなりのスリルを味わった女王ブエナビスタ2度目の戴冠劇。勝利を積み重ねるたびに目減りしてきた視覚的なアドバンテージはついにハナ差まで詰まったわけだが、逆に「着差以上」の部分への期待感はますます膨張するという不条理なパフォーマンスでもあった。ロンシャンの2400mでは常識的に厳しいスタイルだが、あの競馬でどこまで戦えるのかを見てみたい気もする。3歳牝馬の斤量面での厚遇を加味すれば、“女ダンシングブレーヴ”が凱旋門賞の新たな伝説になる可能性も皆無とはいえまい。中京10R・金鯱賞は久々でもインティライミ。父の窮地を救ったのは第2世代のこの馬とシーザリオの出現で、ブエナビスタ誕生の間接的功労馬?ともいえる。7歳となったが、母の父ノーザンテーストの上級馬は総じて競走生命が長い。もうひと踏ん張りに期待だ。 ◎インティライミ ○マンハッタンスカイ ▲カネトシツヨシオー ☆スマートギア △ホワイトピルグリム |
「スポニチ平成21年5月30日付け掲載」