■中京11R・中京記念■

 93年の凱旋門賞馬アーバンシーが出産時の合併症で死亡した。ホワイトマズル、オペラハウスらを抑えて優勝した凱旋門賞は極悪馬場(優勝タイム2分37秒8)で、単勝38倍という大穴。直後のジャパンCでは不発(8着)だったことから、特に日本の競馬ファンには一発屋的なイメージが強い馬だが、実は繁殖として画期的な成功を収めた馬でもある。これまで10頭の産駒のうち、6頭がGウイナーとなっており、第3子ガリレオは昨年ついに英愛チャンピオンサイヤーに上り詰めた。名牝のDNAは時代を超えて生き続ける。
 馬場悪化必至の中京11R・中京記念は、不良の2000mで勝ち鞍のあるノットアローンが穴っぽい。無傷の4連勝で皐月賞に王手をかけたロジユニヴァースは半姉アコースティクスの子。甥のパフォーマンスが牝系単位の“連鎖反応”を引き起こすかも。

◎ノットアローン  ○レッツゴーキリシマ  ▲ヤマニンキングリー  ☆トウショウウェイヴ  △マンハッタンスカイ  △ホッコーソレソレー

「スポニチ平成21年3月14日付け掲載」

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