■中山11R・朝日杯FS■

 今年は2歳リーディング戦線が例年にも増して熱い。現在のトップは産駒の総賞金3億5307万円の2歳新種牡馬キングカメカメハ。2歳リーディングV2を狙うアグネスタキオンが約7700万円の差で続き、さらに1500万円ほどの差の3位には、これもルーキーサイヤーのネオユニヴァースがつけている。ちなみに2位と3位は先週の阪神JFの2、3着馬の父だった。“脚いろ”は明らかに追う2頭が優勢だが、いずれにしても残りゲームから見てここが最大のヤマ場となるだろう。
 逃げ切りを狙うキングカメハメハ産駒は2頭出し。連対確保でサンデーサイレンス以来のルーキーイヤーの2歳リーディング奪取にグンと近づく。1勝馬のオンパレードは昨年のシンボリクリスエス同様だが、こちらは先の全日本2歳優駿で2着に食い込んだ道営のナサニエルなど、重賞予備軍の層はそれなりに厚い。次代を担う種牡馬であることは間違いのないところだ。初コース+距離が課題のフィフスペトルだが、母はケンタッキーオークス馬ブラッシングケイディーの半妹にして、英3冠馬ニジンスキーの3×3のインブリードを持つ。距離に関しては問題ないだろうし、祖母の父は暮れの中山開催のマストアイテムともいえるロベルト。自在の脚で乱戦にピリオドを打つ。2代制覇を狙う97年の覇者グラスワンダー産駒セイウンワンダー、同年の2着馬マイネルラヴ産駒ゲットフルマークスの2世対決も見逃せない。

◎フィフスペトル  ○セイウンワンダー  ▲ゲットフルマークス  ☆ミッキーパンプキン  △ツルマツジャパン  △エイシンタイガー  △ブレイクランアウト

「スポニチ平成20年12月21日付け掲載」

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