■京都11R・秋華賞■

 このところ配当的にはグッとおとなしくなった牝馬3冠の最終戦だが、馬連時代は荒れるG1の代名詞だった。波乱の連続だった春の2冠を思い起こしてみても、今年の3歳世代のトップグループの戦力差は紙一重。久々に原点回帰の大荒れ相場と腹をくくって穴狙いに徹してみよう。
 本命ソーマジックは1600mの桜花賞で小差3着に入り、2400mのオークスでは8着に敗れた。3歳秋の天皇賞で古馬を一蹴したシンボリクリスエスの産駒だけに、2000mのここで真価を発揮する可能性がある。クリスエス〜ロベルトとさかのぼる父系は一昔前の秋華賞で猛威を振るった穴血脈。98年2着のナリタルナパーク(14番人気)はロベルト直子のブライアンズタイム産駒で、99年2着のクロックワーク(10番人気)の父もまたロベルト直子のリアルシャダイだった。ちなみに2000年に10番人気で優勝したティコティコタックは母の父がブライアンズタイムである。ロベルト(系)×フェアリーキングという配合パターンは、昨秋にセントライト記念を勝ち、菊花賞で1番人気に支持された(3着)大器ロックドゥカンブに通じる。秋を迎えてのスケールアップも十分に見込める血統構成だ。
 重賞ウイナーの中では成長曲線重視でマンハッタンカフェ産駒のレッドアゲート、ステイゴールド産駒のマイネレーツェルを上位に取る。サンプルの少ないウォーエンブレム産駒ブラックエンブレムも見限るのは早いだろう。

◎ソーマジック  ○レッドアゲート  ▲マイネレーツェル  ☆ブラックエンブレム  △オディール  △レジネッタ  △トールポピー

「スポニチ平成20年10月19日付け掲載」

[back]