■新潟9R・ダリア賞■

 13日に旭川ダート2100mで争われた3歳重賞、第29回王冠賞は圧倒的1番人気のボクが完勝。同馬は過日急死したタヤスツヨシの遺児で、“追悼票”に応えて6月の北海優駿に続く道営2冠を達成した。思えば昨年のちょうど今ごろのイノセントCでは、マッチレースを演じるエックスダンスとディラクエのはるか後方で3着に入った馬である。中央と南関東に鳴り物入りで転戦した同期の大物2頭は、故障もあってそれぞれ壁に当たっている状態だが、“第三の馬”の地道な成長ぶりが復活への刺激剤となるかもしれない。
 新潟9R・ダリア賞のクリノスレンダーもタヤスツヨシ産駒。晩成型が主流に見える父の産駒だが、牝馬の場合はカク地として福島3歳Sで2着に入ったセイントリーフなど、早い時期から稼ぐタイプも少なくない。母の父は父と同期の米2冠馬。2Fの距離延長も全く問題ない。

◎クリノスレンダー  ○パドブレ  ▲ナンヨーエンゼル  ☆レッズフリーク  △アラマサローズ

「スポニチ平成20年8月16日付け掲載」

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