■函館9R・函館記念■

 ロックドゥカンブの現役引退が発表された。宝塚記念(12着)のレース後に故障(左後繋靭帯断裂)が判明し、予後が心配されていたのだが、競走生命は断たれても、とりあえず種牡馬としての可能性がつながったのは何より。ゴドルフィンの大物エレクトロキューショニストを心臓発作で失ったレッドランサム父系にとって、世界的に見ても貴重な後継候補で、JC勝ちのピルサドスキー、02年の3歳女王ファインモーションと3代母を共有する同族という母系の血も上質。故障が癒えれば生産部門での大成も考えられる素材だ。
 函館9R・函館記念はトーセンキャプテン本命。長休明けの4戦は、着順こそひと息も骨折の後遺症は見られない。母は日本産SS産駒として初めて海外Gレースに勝った馬で、祖母は伊オークス馬。負けて1キロ増という不可解なハンデを課せられたのも血統的潜在能力ゆえだろう。

◎トーセンキャプテン  ○タスカータソルテ  ▲マンハッタンスカイ  ☆フィールドベアー  △センカク  △ピサノパテック

「スポニチ平成20年7月27日付け掲載」

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