■函館11R・大沼S■

 2組の“2世対決”に着目した宝塚記念だが、エイシンデピュティ軽視で結果的には完敗。道悪必至の雲行きだっただけに“雨のフレンチデピュティ産駒”には印を回しておくべきだった。それにしても恐るべきは種牡馬フレンチデピュティの守備範囲の広さ。これで1600m(桜花賞=レジネッタ)、3200m(天皇賞・春=アドマイヤジュピタ)に続いて選手権距離もカバーしたことになる。思えばその父デピュティミニスターも種牡馬生活の前後半で属性が一変した。もともと多面性が潜在する血脈ということなのだろう。
 函館11R・大沼ステークスはイブロン本命。フランスで1000mと4000mのG1ウイナーを出したこの父マキアヴェリアンの守備範囲の広さも驚異的といえる。「母の父グリーンデザート」は、芝とダートでG1を制した父の最高傑作アルムタワケルと共通する万能配合だ。

◎イブロン  ○フェラーリピサ  ▲キクノアロー  ☆キングトップダン  △メイショウサライ

「スポニチ平成20年7月5日付け掲載」

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