■阪神10R・マーメイドS■

 夏競馬の開幕とともに全国的に2歳戦がスタートした。血統面の話題は何と言っても2歳新種牡馬のメイクデビュー。今年の布陣ではキングカメハメハ、ネオユニヴァースの新旧“2冠馬”が衆目一致の二枚看板だが、血統ウォッチャーの間でひそかに注目されているのがメジロベイリー。アグネスタキオン、クロフネ、ジャングルポケットらと同期の2歳王者である。競走馬として示した素質は“種牡馬豊作世代”でも屈指のもの。産駒数のハンデ(2歳世代は29頭)を跳ね返してSS後継の過当競争を生き抜く可能性はある。
 阪神11R・マーメイドSは2年前の覇者ソリッドプラチナム本命。エプソムC勝ちのサンライズマックスが見せた復元力は、タフで鳴らした父ステイゴールドの種牡馬としての大きな武器だろう。母は3冠馬ディープインパクトのいとこ。フェードアウトにはまだ早い骨太の血統構成だ。

◎ソリッドプラチナム  ○ベッラレイア  ▲ザレマ  ☆レインダンス  △ウインシンシア  △ピースオブラブ

「スポニチ平成20年6月22日付け掲載」

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