■中山11R・ニュージーランドT■

 木曜付け最終面の特集記事に競馬デスクからの要望で寄稿した。ウォーエンブレム産駒はなぜ走るのか、という難題に自分なりの答えを捻り出してみたわけだが、種牡馬ウォーエンブレムの異能の謎はもちろん、父アワエンブレムの母パーソナルエンスンの並外れた遺伝力だけでは到底説明を尽くせるものでもない。愛のない種付けはしない主義、なのかどうかはさておき、本能的な自主規制によって遺伝因子の精度を高めているという仮説もある。桜花賞は“2頭出し”。まずは知性派?サイヤーの深謀遠慮の成果に注目しよう。
 中山11R・ニュージーランドTはフルゲート16頭の父馬がすべて異なる。この部門の血統的カオスを象徴する一戦だ。リーサムクラウンはダートの猛者ブルーコンコルドの半弟。父アグネスタキオンなら芝で戦力倍増も考えられるだけに、ここは先物買いといきたい。

◎リーサムクラウン  ○ロードバリオス  ▲ゴスホークケン  ☆アサクサダンディ  △ダノンゴーゴー  △サトノプログレス

「スポニチ平成20年4月12日付け掲載」

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