血統は語る
■京都11R・カシオペアS■
直線でのドミノ倒しがレースを壊した天皇賞、自国の初代大統領の名を頂く欧州の名馬が最期を遂げたBCクラシック…先週末に日米で行われた10F最強戦は、どちらも優勝馬の強さとともに後味の悪さでも記憶に残ることになった。前者は紛れもない人災だったが、後者の方もダート下手が通説となっているデインヒル産駒をあえて「クラシック」に挑ませた陣営の思惑が今なお解せない。ともあれ、泥田のような馬場で起きた悲劇がダートコースのオールウェザー化に向けての間接的キャンペーンとなったのは間違いないだろう。
京都11R・カシオペアSのアップドラフトは、父エルコンドルパサーから芝、ダート、馬場の良否を問わない全天候型的資質を継承した。早世の名馬ドバイミレニアムと同族という母系の血も生産部門での付加価値を見込める。もう1ランク上を目指して欲しい馬だ。
◎アップドラフト
○サクラメガワンダー
▲マチカネオーラ
☆インセンティブガイ
△ホッコーソレソレー
△メテオバースト
「スポニチ平成19年11月3日付け掲載」
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