■東京11R・天皇賞・秋■

 (1)(4)(4)(12)(1)(13)(14)(1)(4)(7)…これは過去10年の天皇賞・秋で連対したサンデーサイレンス産駒の単勝人気である。10年でワンツーフィニッシュ4回を含む10連対、市場占有率50%も驚きだが、意外なほどに人気薄での好走例が多い。穴ならサンデーサイレンス産駒、というよりもむしろ、穴でこそのサンデーサイレンス産駒、が正解かもしれない。ダイワメジャー、マツリダゴッホ、ローゼンクロイツの3頭出しとなる今回は、V3を狙うダイワメジャーにしても恐らく3(4?)番人気止まり。全馬にマークが必要だろう。
 アドマイヤムーンとメイショウサムソンはどちらも馬場悪化を苦にしない全天候型。東京2000mでも宝塚記念の再現は十分にありえるが、臨戦過程の歪みがどうにも引っかかる。特に後者は実戦を使い込まれて変わるオペラハウス産駒。人気とのバランスを考えて一枚狙いを下げたい。
 本命コスモバルクは馬インフルエンザ禍転じて福?というべきか、地方行脚でストレスなく本番への弾みをつけた。同期の2歳王者コスモサンビーム以外、結局準オープン馬さえ出せなかった父ザグレブは一点豪華主義サイヤーの典型で、この手の血脈には底が見えそうで見えない不思議な魅力がある。ちなみに母の父トウショウボーイは自身、長く芝2000mのレコードホルダーだったし、84年の優勝馬ミスターシービーの父でもある。昨年(0秒3差4着)の実績がコース+距離適性の証明。ここは悲願の中央G1奪取のラストチャンスだ。

◎コスモバルク  ○ダイワメジャー  ▲アドマイヤムーン  ☆マツリダゴッホ  △メイショウサムソン  △ローゼンクロイツ  △シャドウゲイト

「スポニチ平成19年10月28日付け掲載」

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