血統は語る
■京都11R・菊花賞■
皐月賞とダービーで上位3頭が総入れ替えとなった今年の3冠路線。牝馬のダービー馬ウオッカを含め、全6頭の父馬がすべて異なることが、ポストSS元年=種牡馬戦国時代の幕開けを象徴している。この流れは最後の1冠でも変わりないだろう。
本命はステイゴールド産駒ドリームジャーニー。10年前の菊花賞で先物買い的な本命に推した父は8着(0秒5差)だったが、本格化手前ながらも翌春の天皇賞で2着に入るステイヤー資質の一端を披露した。一方、二世の方は父が4着止まりだったトライアルを制しての参戦となる。父は7歳暮れの引退レースとなった香港ヴァーズでG1初制覇を飾った超晩成型で、90年の菊花賞馬である母の父も春の天皇賞連覇など、古馬になって凄みを増した馬。配合的には2歳チャンプとなったことが不思議なほどだし、“3度変わる”といわれたノーザンテーストのインブリード(3×4)も成長力を保証してくれよう。父はナリタトップロード、ヒシミラクルを出したサッカーボーイの甥でもある。新たな“菊花賞サイヤー”となる資質は十分だ。
ステイゴールドのラストランで引き立て役に回ったのはレッドランサム産駒のエクラールだった。同じ父のロックドゥカンプには血統的な因果を感じなくもない。2着候補の筆頭が適任だ。穴候補も多いが、ここは新旧菊花賞馬の産駒4頭に絞ってみる。
◎ドリームジャーニー
○ロックドゥカンプ
▲マンハッタンスカイ
☆ホクトスルタン
△ローズプレステージ
△エーシンダードマン
「スポニチ平成19年10月21日付け掲載」
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