■福島11R・福島市制施行100周年記念■

 人気種牡馬コマンダーインチーフが放牧中の事故で不慮の死を遂げた。最新の英ダービー馬として鳴り物入りで輸入され、初年度産駒から2歳女王アインブライドを出して97年の新種牡馬チャンピオンに輝くと、以後もコンスタントに上級馬を出してきた日高・新冠地区の大黒柱的存在。関係者のショックは察するに余りある。何とも皮肉な巡り合わせだが、今年はレギュラーメンバー、ラスカルスズカなど、3頭の後継が2歳新種牡馬としてデビューする。“遺児”たちにもダンシングブレーヴ系独特の遺伝力を期待しておこう。
 福島11R・福島市制施行100周年記念のダイワセレクションはダンシングブレーヴの貴重なラストクロップ。恐らく最後の後継種牡馬候補でもあるだろう。リファール系は競走生命の長さとともに、夏競馬での強さにも定評がある。鉄砲駆けする気性もまたこのラインの特質だ。

◎ダイワセレクション  ○ホクトスルタン  ▲モエレフィールド  ☆エフティイカロス  △シベリアンバード

「スポニチ平成19年6月16日付け掲載」

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