■東京11R・NHKマイルC■

 NHKマイルCは種牡馬サンデーサイレンスが取り逃がした唯一の世代限定G1だが、一昨年は「母の父サンデーサイレンス」のラインクラフトが優勝し、直子のデアリングハートが2着、昨年はアグネスタキオン産駒ロジック、フジキセキ産駒のファイングレイン、キンシャサノキセキと、後継種牡馬の産駒が金銀銅を独占している。今年は5頭の“三世”がエントリー。モンスターサイヤーSSは“現役”時の悔恨を晴らすべく、どうやら黒幕?としてこのレースを牛耳る腹積もりのようである。
 オースミダイドウの父スペシャルウィークは、サンデーサイレンス産駒として初めてジャパンC&ダービーの東京2大G1を制した馬。種牡馬としても一昨年のオークス馬シーザリオ、ダービー2着のインティライミと、東京コースのG1で実績を残している。もう1頭のスペシャルウィーク産駒ダイレクトキャッチのキャリアから見ても、初コースの不利より、むしろ水を得た魚の走りが期待できる血統といえる。ちなみに今回“2頭出し”のスペシャルウィーク産駒はどちらも母の父がストームキャットだが、04年の3着馬メイショウボーラーがこの母の父。マイル戦対応の機動力を補完する血脈だ。ダイレクトキャッチへの“同配合ワンツー”が大本線。「母の父サンデーサイレンス」のアサクサキングス、マイネルシーガル、スペシャルウィークとは同期のライバル関係にあったグラスワンダー産駒のマイネルレーニア、同じくキングヘイロー産駒ローレルゲレイロまで押さえておきたい。

◎オースミダイドウ  ○ダイレクトキャッチ  ▲アサクサキングス  ☆マイネルシーガル  △マイネルレーニア  △ローレルゲレイロ

「スポニチ平成19年5月6日付け掲載」

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