血統は語る
■中山11R・皐月賞■
6年前の4月15日、デビュー3連勝で皐月賞に臨んだアグネスタキオンは、先行抜け出しの横綱相撲で単勝1.3倍の1番人気にこたえた。一方、3.7倍の2番人気に支持されたジャングルポケットは、スタートでの躓きが響いて3着に終わった。今年は両者の二世が再び同じ舞台で相まみえる。桜花賞では長く振るわなかった2代出走馬が上位を独占した。ポスト・サンデーサイレンスのクラシック戦線では、どうやら血統的経験値?が大きな意味を持つことになるのかもしれない。
アドマイヤオーラは第61代皐月賞馬の産駒にして2年前の3着馬(アドマイヤジャパン)の弟。実績に加えて“経験値”も申し分ないが、さらにその上を行く“皐月賞血統”といえるのが「父も兄も皐月賞馬」のニュービギニング。ホープフルSで見せた大外一気の強襲劇には、確かに偉大な兄ディープインパクトがシンクロして見えた。2戦2勝の中山2000mのさばきは恐らく父譲り。強敵相手で最上級の良血が覚醒する可能性にかけてみよう。
奇しくも父と同じ1番枠に入ったフサイチホウオーは中山G1で未勝利のトニービン系。実績は最上位でも一枚割り引いておきたい。ローレルゲレイロは98年の皐月賞で“1角崩し”の実績があるキングヘイロー産駒。母がニジンスキー3×4というスタミナ潜在型でもあり、距離延長はむしろプラスに作用するかも。第56代皐月賞馬ジェニュインの甥にあたるアサクサキングスも要注意。
◎ニュービギニング
○アドマイヤオーラ
▲ローレルゲレイロ
☆フサイチホウオー
△アサクサキングス
「スポニチ平成19年4月15日付け掲載」
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