■京都11R・マイルチャンピオンシップ■

 2年連続でワンツーフィニッシュを決めたサンデーサイレンス産駒がまたまた5頭出しの強力布陣。秋の天皇賞同様に“3年連続”もあり得る今年のマイルチャンピオンシップだが、まずはトップタイのプレレーティング119に敬意を表して英国から参戦のコートマスターピースの血統に触れておこう。父のポリッシプレセデントはジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞と、フランスの2大マイルG1を制した名マイラー。伝統的に日本のマイル戦に強いダンチヒ系で、代表産駒のピルサドスキーも競走馬としては日本の芝コースに適性を示した。ただし、2年前に来日して惨敗(14着)したラクティもこの父の産駒。欧州系のマイラーは軽い芝コースで折り合いを欠くケースが多い。その点で鞍上デットーリは魅力だが、やはりレーティングをうのみにできないところがある。
 もう一頭の最高レート馬・ダイワメジャーの充実ぶりは本物。母の父ノーザンテーストのサンデーサイレンス産駒といえば、03年、04年とこのレースV2を果たしたデュランダル、6歳春の高松宮記念でG1ウイナーに上り詰めたアドマイヤマックスなど、加齢によって競走馬としての幅を増す傾向にある。同期のハットトリック、ダンスインザムードに水をあけたこの秋のパフォーマンスも、生命力の権化といえるノーザンテースト血脈の賜物だろう。同じくノーザンテースト牝馬の子テレグノシス、「祖母の父ノーザンテースト」のプリサイスマシーンの7歳2頭が穴候補。

◎ダイワメジャー  ○テレグノシス  ▲プリサイスマシーン  ☆マルカシェンク  △ダンスインザムード  △ハットトリック  △デアリングハート

「スポニチ平成18年11月19日付け掲載」

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