■新潟11R・天の川S■

 荒れに荒れた先週の重賞2鞍だが、祭りの後に血統的な検証を加えるとある共通項が鮮明に浮かび上がってくる。函館2歳Sを7番人気で制したニシノチャーミーの父はサクラバクシンオー、そのサクラバクシンオーの伯父にあたるアンバーシャダイを父に持つのが、関屋記念でおよそ3年ぶりの重賞制覇を飾ったカンファーベストだった。さらにカンファーベストの母の父シンザンは、ニシノチャーミーの祖母の父でもある。真夏の“熱戦”に特異な強さを発揮する血脈は確かに存在するのである。
 新潟11R・天の川Sはコスモインペリアルの一発に期待する。8連勝で米G1アーリントンミリオンを制した父タイトスポットもまた典型的な夏馬だった。ノーザンダンサー4×4、ネヴァーベンド4×5という大種牡馬の適度なインブリードもタフネスの源泉となるはず。

◎コスモインペリアル  ○コンラッド  ▲トウショウシロッコ  ☆カゼニフカレテ  △ソーユアフロスト  △フェイトトリックス

「スポニチ平成18年8月12日付け掲載」

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