血統は語る
■京都11R・天皇賞■
“超SS産駒”ディープインパクトは有馬記念での惜敗を糧にまたしても進化を遂げた。前走の阪神大賞典はレースの上がり37秒5という消耗戦。そこでの圧勝劇は、過去のサンデーサイレンス産駒とは明らかに異質の本格的ステイヤー資質の証明ともいえる。1Fの距離延長は間違いなくプラス材料で、負ける要素は皆無に等しい。3200m戦を走るのは恐らく今回が最初で最後。9年ぶりの大レコード樹立を期待したい。
さて、4頭目の春の天皇賞馬を出そうかという種牡馬サンデーサイレンスだが、週中の血統トピックで指摘したとおり、これまで一度も“春天ワンツー”がない。長距離部門に関しては一点豪華主義的な面があるのだろう。ちなみに過去の天皇賞でサンデーサイレンス産駒が3着までに2頭入線したのは98年(ステイゴールド2着、ローゼンカバリー3着)のみ。2番人気が予想されるリンカーンには気になるデータだ。
ディープインパクトの相手にはSS直子よりも“孫”、3頭出しのダンスインザダーク産駒を上位に取りたい。中でもマッキーマックスは一昨年の覇者イングランディーレと3代母シャダイクリアーを共有する同族で、ディクタス×ノーザンテーストという“サッカーボーイ配合”の母にもスタミナ因子が横溢している。SS直子では伯母(母の半姉)にフランスの長距離G1・ロイヤルオーク賞勝ちのマージがいるストラタジェムが要注意。大穴で現レコードホルダーのマヤノトップガン産駒チャクラまで。
◎ディープインパクト
○マッキーマックス
▲ファストタテヤマ
☆デルタブルース
△ストラタジェム
△チャクラ
「スポニチ平成18年4月30日付け掲載」
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