血統は語る
■中山9R・有馬記念■
今年のG1予想で繰り返し書いてきたことだが、ディープインパクトはモンスターサイヤー・サンデーサイレンスの“突然変異種”というのが持論。大袈裟に言うなら走る度に日本競馬のスタンダードを書き換えていくべき馬とも考えている。有馬記念のスタンダードといえばオグリキャップ奇跡の復活劇の熱狂だが、それを超えた“衝撃”で大観衆を魅了することが05年ラストランのテーマだろう。まったくの蛇足ながら3冠馬の有馬記念V確率と同様に、“サンデーサイレンスの菊花賞馬”の有馬記念V確率も100%(01年マンハッタンカフェ)だ。
過去49回の歴史で同一種牡馬の産駒のワン・ツーは第10回のシンザン=ミハルカス(父ヒンドスタン)と第31回のダイナガリバー=ギャロップダイナ(父ノーザンテースト)の2例のみ。血統面でも一種の無政府状態になるのが暮れのグランプリの特色でもあるのだが、大本命馬を「血統的例外」と断定したことで心置きなく?2着候補にもサンデーサイレンス産駒を挙げられる。昨年の覇者ゼンノロブロイは5代アウトブリードのタフなSS産駒。超レコード決着だったJC3着の反動を気にする必要はないだろう。JC6着のサンライズペガサスはナリタブライアン(第39回)、マヤノトップガン(第40回)、シルクジャスティス(第42回)と、3頭の優勝馬を出した“グランプリサイヤー”母の父ブライアンズタイムが何とも魅力。非SSラインではこれも母の父トウショウボーイがレコードV(第21回)というコスモバルクの復活に期待する。
◎ディープインパクト
○ゼンノロブロイ
▲サンライズペガサス
☆コスモバルク
△タップダンスシチー
△デルタブルース
「スポニチ平成17年12月25日付け掲載」
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