■中山11R・ステイヤーズS■

 ジャパンCはアンタッチャブルとも思われた「2分22秒2」をコンマ1秒更新する驚異のレコード決着。勝ったアルカセットはエルコンドルパサーやキングカメハメハと同じキングマンボ産駒だが、これほどまでに東京2400mに強い血脈を放っておくわけもなく、来シーズンから日本で種牡馬入りすることが確実になっている。同馬の母は仏最長距離(4000m)G1・カドラン賞勝ち馬サンセバスチャンの全姉。逆説的ながら、極限の高速決着ではスタミナ血脈という“予備タンク”が勝負の決め手になることの好例だろう。
 中山11R・スポニチ賞ステイヤーズSは日本が誇るアジア圏平地最長距離重賞。父子2代の菊花賞馬デルタブルースに是非とも勝ってほしいレースだ。ちなみに母の父ディキシーランドバンドの代表産駒には世界最長距離(20F)G1・アスコットゴールドC連覇のドラムタップスもいる。

◎デルタブルース  ○サクラセンチュリー  ▲ラヴァリージェニオ  ☆イングランディーレ  △ハイフレンドトライ

「スポニチ平成17年12月3日付け掲載」

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