血統は語る
■京都11R・マイルチャンピオンシップ■
G1ステージでは長く逆ニックス?とされてきたサンデーサイレンス×ノーザンテーストの配合だが、一昨年のスプリンターズSでデュランダルが呪縛を解き放った後は、昨年の皐月賞馬ダイワメジャー、そして今年の高松宮記念を勝ったアドマイヤマックスと、立て続けにG1ホースが出現。日本競馬史に残る2大種牡馬はくしくもその死後に、あたかも“失われた10年”を取り戻すかのような蜜月関係を築き上げている。
今回のマイルチャンピオンシップではその“サンデー・ノーザン”のG1ウイナーが初めて一堂に会した。デュランダルの長期政権を下支えしてきた体力、6歳にしてG1奪取に成功したアドマイヤマックスの成長力、ノドの手術を経て蘇生したダイワメジャーの復元力…いずれも「母の父ノーザンテースト」に由来するものだろう。同一G13連覇の偉業とともに、同配合馬によるワンツースリーというギネス級の快挙が実現する可能性も大いにある。
王者デュランダルのキャラクターを決定付けたノーザンテースト血脈はすなわち、このレースの最重要血脈とも考えられる。「母の父ノーザンテースト」のテレグノシスは昨年の3着馬。デュランダルとは同年代で、この馬もまだ老け込むのは早いだろう。ラインクラフトは母がアドマイヤマックスの全姉。つまり祖母の父がノーザンテーストということになる。大穴なら“SSライン”のアルビレオ。祖母が英1000ギニー馬で、いとこに愛2000ギニー馬デザートプリンスがいるマイルG1向きの牝系の出身だ。
◎デュランダル
○アドマイヤマックス
▲テレグノシス
☆アルビレオ
△ダイワメジャー
△ラインクラフト
「スポニチ平成17年11月20日付け掲載」
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