■東京11R・毎日王冠■

 秋のG1開幕戦は上位3頭が人気順にゴールイン。全馬がほぼ能力を出し切ったレースの中身も非常に濃密なもので、タイムトライアルとは一線を画したスプリントG1の魅力を再発見できたように思う。威風堂々のパフォーマンスで“不敗神話”を守ったサイレントウィットネスもさることながら、上がり32秒台の脚で切り込んだデュランダルも負けてなお強しのインパクトを残した。レースレーティングは恐らく今季の世界の短距離戦でも最高水準。早ければ年度末にも国内4番目の“国際G1”誕生の運びとなるはずだ。
 限りなくG1に近い“国際G2”の東京11R・毎日王冠は、背水の陣で臨むコスモバルク。母の父トウショウボーイ、祖母の父ビッグディザイアー、3代母の父キタノカチドキ…母系に代々蓄積された内国産血脈は逆境でこそ真価を発揮する。

◎コスモバルク  ○ダイワメジャー  ▲スイープトウショウ  ☆サンライズペガサス  △ハットトリック  △テレグノシス

「スポニチ平成17年10月9日付け掲載」

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