■東京11R・エプソムC■

 ダービーに続いて安田記念もまた素晴らしいレースだった。初のG1挑戦でタイトル奪取に成功したアサクサデンエン、牝馬として11年ぶりの連対を果たしたスイープトウショウにはもちろん賛辞を惜しまないが、3着サイレントウィットネスはまさに負けてなお強しの内容。距離がもたないどころか、二重三重のハンデを克服して最もタフな競馬で決勝線まで食らいついた底力には感動さえおぼえた。競走生命の長さは去勢馬の特質のひとつ。秋の来日は日程的に難しいだろうが、来年はぜひもう一度、その威容を見せてほしい。
 東京11R・エプソムCは8歳の去勢馬ロードフラッグで大穴狙い。当コースのレコードホルダーでもあるだけに梅雨入り馬場が懸念されるところだが、そこで威力を発揮すると思われるのがノーザンダンサー・クロス(3×3)。“鬼”レベルの重巧者にしばしば見られるインブリードだ。

◎ロードフラッグ  ○スズノマーチ  ▲サイレントディール  ☆タカラシャーディー  △ウインクリューガー  △エリモマキシム

「スポニチ平成17年6月12日付け掲載」

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