血統吉凶
■東京11R・NHKマイルC■
安田記念、ジャパンCダート、そしてNHKマイルC。JRAにおける“サンデーサイレンス産駒未勝利G1”はこの3レースのみで、歴史の浅いJCダートはさておき、SS産駒にとって「東京1600m」のG1が鬼門であることは間違いない。ただし、デュランダル、アドマイヤマックス、ハットトリックらの現有古馬勢力を考えると安田記念にはそろそろ手が届きそうな気配だし、NHKマイルCに関してはサンプル自体が過去9年でわずか1回(99年ロサード=9着)しかないのも事実。ターゲットをこのマイルG1に絞っていれば、あるいは勝てた馬もいた可能性はある。
そのSS産駒は現2歳がラストクロップで、世代限定G1奪取のチャンスはあと2回。3頭出しの今年は決めておきたいところだろう。本命ペールギュントはすでにマイル重賞2勝。SS産駒のA級マイラーは概して奥手の叩き上げ型が主流なので、デビュー9戦目、前走の皐月賞から中2週のG1連戦というヘビーローテーションもむしろプラス材料と考えられる。父と母の父(リファール)の組み合わせは幻の第1回優勝馬?(骨折でリタイア)バブルガムフェローと同じで、ディープインパクトに通じる(母の父がリファール直子)現3歳世代の成功パターンでもある。“SSライン”狙いで面白いのがインプレッション。母のシェイクハンドは実質的なこのレースの前身である東京1600mのG2・ニュージーランドT4歳S(当時)最後の勝ち馬だ。
◎ペールギュント
○インプレッション
▲アイルラヴァゲイン
☆マイネルハーティー
△ラインクラフト
△エイシンヴァイデン
「スポニチ平成17年5月8日付け掲載」
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