■中山11R・皐月賞■

 もはや得意ジャンルはG1全般といえる種牡馬サンデーサイレンスだが、そのG1の中でも最も得意にしているのが皐月賞。昨年のダイワメジャーが10世代で6頭目の優勝馬で、“打率”は驚異の6割となる。ワンツーフィニッシュも95、96、03年の3回。3歳春の中山2000mという舞台設定が、サンデーサイレンス産駒の成長曲線と特質にピタリとフィットしている証明だろう。
 今年は大本命ディープインパクトが17頭をさばき切れるのか否かに尽きる。全兄ブラックタイドは馬群に沈んだが、弟のほうはまず大丈夫。V3の内容が示す通り、兄以上のポテンシャルの持ち主であることは明らかだし、過去に成功例の多い「2年連続兄弟馬出走」を実現させた母ウインドインハーヘアのDNAにも信頼が置ける。半姉レディブロンドが示したスプリンターとしての異能も半分はこの母から受け継いだものだ。配合的には母の父がリファール系のバブルガムフェロー・タイプのSS産駒で、瞬発力勝負が本領。中山の短い直線でも一刀両断に決められるはずだ。
 血統的ラインが自然に組まれるのもSS産駒の特長なので、ディープインパクトから入ればワンツー狙いが定石。ペールギュントは母の父が、ローゼンクロイツは祖母の父がリファールという点で、本命馬に通じる血統構成となっている。G1・2着3回という全姉ローズバドの“実績”を買って対抗には後者を取りたい。

◎ディープインパクト  ○ローゼンクロイツ  ▲ペールギュント  ☆アドマイヤジャパン  △シックスセンス  △スキップジャック

「スポニチ平成17年4月17日付け掲載」

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