血統吉凶
■阪神11R・桜花賞■
直子5頭に4枠に同居した3戦全勝馬を含めた“孫”が8頭。さながらサンデーサイレンス血脈の見本市といった趣もある今年の桜花賞だが、ここで脳裏をよぎるのが直子11頭出しでも「非SS産駒」のワンツーで決まった昨年の秋華賞の苦い思い出だ。数の論理で失敗した高松宮記念を踏まえて、というわけでもないのだが、思い切って本命はアンチSSのスタンスでチョイスしてみる。
前5年でサンデーサイレンス産駒が勝てなかったのは01年(勝ち馬テイエムオーシャン)と02年(勝ち馬アローキャリー)。前者の父はダンシングブレーヴで後者がラストタイクーン。どちらもノーザンダンサー父系だった。というわけでオペラハウス産駒のエリモファイナル◎。母の勲章は京都金杯2着だが、阪神のマイルでも準オープン特別(ムーンライトH)がある。不沈艦テイエムオペラオーを持ち出すまでもなく、父の産駒にはG1ステージでこそ能力全開、という面があるし、母の父ドクターデヴィアスも父として98年の桜花賞2着馬ロンドンブリッジを、母の父として昨年のオークス馬ダイワエルシーロを出している。ちなみに同じ阪神1600mのアーリントンCを逃げ切ったビッグプラネットが前記ロンドンブリッジの子。血統的には言われるほど阪神コースが不得手とは考えられない。特にひと雨降って馬場が少しでも渋るようなら、重血統としても定評のある父、母の血が最大限に威力を発揮するはずだ。
◎エリモファイナル
○エアメサイア
▲ライラプス
☆ラインクラフト
△ペニーホイッスル
△エイシンテンダー
△シーザリオ
△フェリシア
「スポニチ平成17年4月10日付け掲載」
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