■中山11R・ニューイヤーS■

 年度代表馬ゼンノロブロイをはじめ、順当に収束したJRA賞2004。いつになく“無風区”が多かったのは各部門のエースが突出していたことの表れだろう。なお、前回はタイアップの「シービスケット」でお手盛り感がなくもなかった馬事文化賞には旋丸巴さんの「馬映画100選」(源草社刊)が選ばれた。旋丸さんは文筆業ばかりでなくアラブの生産もされている方で、受賞作は連載時に読ませていただいたのだが、とにかく「ウマ」に関する薀蓄には圧倒されるし、もちろん映画評論としても楽しめる作品と思う。十数年前にデスクを並べていた不肖の後輩として、この場を借りて受賞をお祝いしたい。
 映画つながりで、というわけでもないが、中山11R・ニューイヤーSはハスラー本命。97年の2歳女王アインブライドの半弟で、父は恒久的?“年度代表サイヤー”。まだまだ上を狙える血統だ。

◎ハスラー  ○ミッドタウン  ▲ヴリル  ☆アサクサデンエン  △ロイヤルキャンサー  △エイシンツルギザン

「スポニチ平成17年1月15日付け掲載」

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