血統吉凶
■京都11R・マイルチャンピオンシップ■
本紙既報の通り、来年度から3年計画でクラシックと2歳戦を除くほぼすべての重賞が国際競走となる。当然ながらハンデ重賞も“開放”の対象で、外国馬のハンデキャッピングに関しては恐らくインターナショナルクラシフィケーション(国際格付け)に準じたものになるはずである。好むと好まざるとにかかわらず、馬券を買う側もこれまで以上に「国際レーティング」への理解を深める必要が生じてくるというわけだ。
その意味で今回のマイルチャンピオンシップは格好の“教材”といえる。英国馬ラクティのプレレーティングは124。日本馬トップのテレグノシスが116だから、定量戦なら圧勝されても不思議ではない力関係だ。京王杯SCの時にも書いたが、マイル部門というのは国際間の交流が最も活発なジャンルで、その分、レーティングの信頼性も高いというのが持論。アウェーの不利を勘案しても中心視できるだろう。
血統的な“親日度”も申し分ない。父のポリッシュプレセデントは97年のジャパンCをピルサドスキーで制した実績があるし、母のラゲラは現在、社台ファームで繁殖生活を送っている。ちなみにその父レインボークエストはクリスキン、ノースライトと、近2年連続で英ダービー馬を出した「母の父」の最優良ブランドでもある。祖母には95年の優勝馬トロットサンダーの父ダイナコスモスと同じデリングドゥー血脈も入る。さらにさかのぼれば、3代母の父クロケットは日本競馬で初めて1マイル1分33秒の壁を破ったヨシノエデンの父だ。
◎ラクティ
○デュランダル
▲テレグノシス
☆プリサイスマシーン
△バランスオブゲーム
△ファインモーション
△マイネルソロモン
「スポニチ平成16年11月21日付け掲載」
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